ミニバン？それともコンパクトカー？子育てに本当に向いているのはどっち？

家族が増えるタイミングで車の購入や買い替えを検討する方も多いのではないでしょうか。

ファミリーカーといえばミニバンのイメージだけど本当に子育てしやすいの？コンパクトカーで充分じゃない？

どんな車が良いのかリサーチしようと検索してみると、男性が書いた記事ばかり…難しい言葉や説明で本当の使い勝手がわからない…

こんな疑問にお答えします。　　

実際にコンパクトカーからミニバンに乗り換えた2人子育て中の筆者が、ママ目線でミニバンの使い勝手を解説していきます！

子供が小さいうちはミニバンはまだ必要ないんじゃない…と思われがちですが、小さいうちこそミニバンがオススメです！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ミニバンとコンパクトカーの違い

まずは、ミニバンとコンパクトカーの違いがよくわからない方の為にざっくりと説明します。

実はミニバンもコンパクトカーも明確な定義は決まっていないのです。

一般的にミニバンは、ワンボックスタイプの３列シートで７～８人の乗車が可能で広い荷室があることが特徴です。

コンパクトカーは２列５人乗りで全長４，７００mm未満、全幅１７００mm以下の小型乗用車を指します。（軽自動車を除く）

なぜコンパクトカーからミニバンに乗り替えたのか

筆者は１人目出産前からスライドドアのコンパクトカーに乗っていました。

車内高も高く、車内空間も広く感じていたので出産後チャイルドシートをつけても圧迫感なく使用していました。

少し窮屈にはなりますが車内でおむつ替えや着替えもできましたし、抱っこ紐への移動も車内で出来ました。

授乳も出来ましたが、２列目だと外から丸見えなのが気になる点。（もちろん授乳ケープは使用してます。）

荷物の積載量に多少不満があるものの、子供が１人の時は概ね満足していました。

しかし、２人目が生まれると一変。

後部座席にチャイルドシートとジュニアシートとなると、家族４人で出かけるときは荷物を置く場所が後部座席の床か荷室しかありません。

けれど車内で使うであろう子供の荷物は手が届くところに置きたいですよね。

そうなると筆者の膝の上や脇に置くなどしていてとても窮屈でした。

下の子の授乳やおむつ替えスペースはとれないですし、子供を降ろす準備も車内ではできません。

上の子が幼稚園に行っている時はジュニアシートを外したりもしていましたが、それも手間に感じストレスを感じていました。

車検はまだ残っていましたが、車はほぼ毎日使うので１日も早くストレスなく出かけたい！と思いミニバンに乗り替えることを決意しました。

ミニバンが子育てしやすいと感じた理由５つ

一つずつ解説していきます。

スライドドア

スライドドア付きのコンパクトカーもありあますが、子育て世帯には必須と言ってもいいぐらいの便利な機能です。

狭い駐車場や隣に車が止まっていても気にせずドアを開けられます。

小さい子供がいるとドアを開けたまま子供の準備をすることも多く、周りに気兼ねなく開けたままにしておけるのは大きなメリットです。

自分でドアを開けられる年齢になっても隣の車や壁にドアをぶつける心配はありません。

ドアに手を挟む恐れがあったりや自分で開けやすい点は心配ですが、後部座席からの開閉をロックできる機能を装備している車種もあります。

また、スライドドアなので開口部が広くフロアも低いので小さい子供でも乗り降りしやすいです。

サイドステップのオプションをつけることでさらに乗り降りしやすくなります。

広い車内空間

やはりコンパクトカーと比べてミニバンは格段に車内空間が広いので、チャイルドシートをつけても圧迫感がありません。

天井も高い上にシートアレンジも多彩にできる車種がたくさんあるので広々と使えます。

中でも一番のオススメポイントは、車内で授乳とオムツ替えができること！

出かけた先に授乳室はあるかな？オムツ替えできるところはあるかな？と心配する必要はありません。

すべて車内で出来ちゃいます。

友達とおしゃれなカフェでランチしたいと思っても、授乳室やオムツ替えスペースもないお店もありますよね。

そんな時でもミニバンがあれば気兼ねなくオムツ替えも出来ますし、落ち着いて授乳も出来るので安心です。（ただ、外から見える恐れはあるので目隠しは必要です。）

または車内で突然のウンチ漏れ！そんな時でも安心。車が停車出来ればすぐにオムツを交換してあげられます。

コンパクトカーに乗っていた時も出来ましたが、狭かったのでやりづらさがありました。

チャイルドシートを２台乗せていても、３列目があればオムツ替えだって楽々です。

もちろん子供の着替えだってラクチンです。

もう１点は、荷物の積載量です。

コンクトカーに比べてミニバンは荷物をたくさん載せることができます。

３列目シートを格納するとさらに大きな荷室空間になります。

ベビーカーを縦に積むこともできますし、自転車が積めたりもします。

雨の日でもラクラク

小さい子がいると、目的地についてからの準備にも時間がかかります。

靴を履かせたり、上着を着せたり、抱っこ紐をつけたり。

そんな時ミニバンなら全て車内でできるので雨が降っていても濡れる心配がありません。

夏の暑い日や、寒い日でも車内で全て用意ができます。

筆者は普段からジュニアシートに座っている上の子を後部座席で待たせて、筆者がジュニアシートに座り抱っこ紐を装着しています。

７人乗りのキャプテンシートのタイプを選ぶと、３列目後部座席までウォークスルーができて便利です。

３列目後部座席に座れる

先ほども述べたオムツ替え等につかえるのもそうですが、３列目があると後部座席に大人が座れます。

パパが運転してママが後部座席に座ることによって、子供たちのお世話がしやすくなります。

特に後ろ向きでチャイルドシートに乗るような低月齢の赤ちゃんの長距離移動の時などは、様子がすぐわかり安心です。

泣いてしまった時にもすぐにあやすことができます。

また、病院へかかったときに車内診察の場合は車で待つように言われることがあります。

実際に下の子が４カ月の時に車内診察を受け、２時間程車内で過ごすことになったことがありました。

３列目に移動できたので体を動かせたり、オムツ替えができてかなり助かりました。

安全性

安全装備は各メーカ色々と考えられており、新しい車ほど最新設備を選べると思いますが、筆者が思うミニバンの良いところは荷室と３列目がある点です。

子供を乗せる座席は２列目が多いと思うので万が一後ろから追突された場合に、荷室と３列目があれば衝撃を直に受けずに済むと考えました。

ミニバンのデメリット

ここまでミニバンの良いところを解説してきましたが、デメリットもあります。

車体価格

コンパクトカーに比べてどうしても高額になってしまいます。

希望の車種や状態が良い中古車に出会えると、新車を購入するより大幅に費用を抑えられます。

燃費

やはり車体が大きく排気量も大きくなると燃費は悪くなりがちです。

ガソリン車とハイブリッド車で違いもあると思いますが、コンパクトカーと比べると燃費は良いとは言えません。

維持費

維持費にかかる税金や車検費用などもコンパクトカーと比べると高くなってしまいます。

また、スライドドアは電動のため修理の際に高額になる恐れもあります。

ファミリーカーの購入のタイミングは？

子どもが１人の場合には、購入を急がなくても良いかもしれません。

ただ、２人以上を計画している場合は２人目が生まれる前をオススメします。

なぜなら、子供が増えるということは新しくチャイルドシート、もしくはジュニアシートが必要になります。

その時に新しい車に適応しているものを使用する必要があるからです。

また筆者は妊娠中にディーラーに見学に行き２人目を出産後に購入しましたが、低月齢の赤ちゃんを連れての車選びはなかなか大変です。

購入を決めた後も契約など何かと時間がかかるので、できれば出産前に購入したかったのですが、タイミングがあわず出産後となってしまいました。

出産前なら赤ちゃんを乗せる前に、運転に慣れる事もできて安心です。

ミニバンはコンパクトカーに比べるとどうしても車体価格が高くなってしまうので、中古車の購入も視野に入れておきましょう。

実際に筆者も状態の良い中古車に出会えて購入を決めました。

まずは希望の車の中古車の相場はいくらなのか、在庫はあるのか調べてみることがオススメです。

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ミニバンは子育てファミリーにおすすめ

子供が小さい時はハプニングやアクシデントが突然おきます。

オムツ漏れやトイレの失敗や、公園で水遊びをしてびしょ濡れ！なんてことも。

そんな時もミニバンは、車内で子供のお世話ができるので安心です。

子育て中はベビーカーを始め荷物が多くなるので、たくさん積めるミニバンは積載量の面でも心強いです。

普段の買い物から、遠くにお出かけの時にも強い相棒になってくれます。

特に一人で二人の子供を連れて出かける機会が多い筆者は、ミニバンがあれば大抵のことに対応できるので一人でも安心して出かけることができます。

コンパクトカーからミニバンへ乗り換えて本当に良かったと思っています。

車の購入は高額な買い物になるので、じっくり考えて家族のための最高の１台を選びたいですね。