レモンからぶくぶく泡が出る実験遊びを知っていますか?
今回はレモンと家にあるもので出来る、おうちSTEAMにぴったりの簡単な実験遊びをご紹介します。
4歳息子とスーパーへ行った時のこと。
レモンを見つけた息子は「レモンジュースが飲みたい!」とのこと。
レモンはジュースにして飲むものじゃないと言っても聞かないので、購入してレモンジュースにしてみることにしました。
息子の指示は、「レモンを半分に切って手で絞ってジュースにする」というもの。
レモンの酸っぱさを味わってみよ、と実際にやって飲ませてみた感想は「美味しい!」
あれ?「すっぱーい!」となるはずなのに、と拍子抜けでした。
半分に切ったレモンを手で絞りましたが、なにしろ手なのでまだ少し果汁は残っている状態です。
このレモンでできる実験遊びをしてみたいなと、探してみるとありました!
本来は絞る前のレモンでやるのですが、絞ったあとのレモンでも成功するのでしょうか!?
用意するもの
・レモン
・重曹
・酢
・バターナイフまたはフォーク
・着色料(あれば)
・スポイト(あれば)
・スプーン
・トレーまたはお皿
重曹さえあれば他のものはご家庭にあるものが多いのではないでしょうか。
スポイトはなくてもスプーンで少量ずつかければ問題ありません。
わが家では病院でもらったシロップ薬のスポイトを使用しました!
実験手順
レモンが転がらないように端を切り落とします。
わが家では、半分に切って手で絞ったあとのレモンを使用しました。
バターナイフやフォークなどでざくざくと果肉を刺すと、果汁が溜まります。
着色料なしでも出来ますが、着色した方が雰囲気がでます。
スプーンで重曹をふりかけたらまた、バターナイフなどでざくざくとレモンを刺して混ぜます。
すると、泡が少しずつ出始めます。
酢をかけ始めると泡がぶくぶくと出てきます。
スポイトがなければスプーンで少しずつかけます。
繰り返すと泡の勢いが復活するので、何度か繰り返して遊べます。
食器用洗剤を加えると細かい泡になるそう!
わが家では最初は着色料を使用しませんでしたが、迫力にかけたのでやっぱり途中で使用することにしました。
色がついている方が子どもも楽しそうでした。
どうしてレモンから泡がでるの?
酸性のレモンと、アルカリ性の重曹を混ぜ合わせると化学反応で二酸化炭素が発生します。
その反応によってでてくるガスが火山のように湧き出るのです。
やってみた!
わが家で実際にやってみた様子を紹介します。
半分に切ったレモンに重曹をかけていきます。
ナイフでザクザクとレモンを刺して、果汁と重曹を混ぜていきます。
酢をかける前から少しずつ泡が出てきました。
酢をかけると泡がさらに出てきます。
もう少し迫力が欲しいな?
ここで着色料を追加しました!
粉のタイプを直接振りかけました。
色がつくと迫力が出てきました!
酢を追加するとブクブクと泡がどんどん出てきました。
子供は大喜び!
レモンボルケーノをやってみて
わが家では絞ったレモンを使用しましたが、結構泡はたくさん出てきました。
息子は泡がぶくぶく出てくる様子も、レモンをナイフでざくざく刺すのも面白い様でした。
「水を入れてみたい」「お塩かけたい」と言うので渡してやらせてみると、その反応を楽しんでいました。
未使用のレモンだったらもっとぶくぶく出るのではないかと思います。
重曹は掃除にも使えるで、常備しているご家庭も多いはず。
なければドラッグストアや百均などで購入できます。
家庭にあるもので出来る実験遊びは手軽にできるところが良いですね。
ご自宅にレモンがあった時にはレモンボルケーノの実験遊びを試してみてはいかがでしょうか。