SNSでも人気の「ぐんぐん頭のよい子に育つよみきかせ かがくのお話25」。
筆者が「かがくのお話25」を知ったのもSNSで知育アカウントの方がオススメしていたからでした。
「かがく」って難しそうだし小さい子でも楽しめるのかなと少し不安でしたが、寝る前の絵本がマンネリ気味だったこともありわが家も半信半疑で購入してみました。
読んでみるとすぐに息子は夢中になって、筆者の心配をよそに次も次もとリクエストが止まりませんでした!
実際に子どもと読んでみて「かがくのお話25」がなぜ人気なのかその理由がわかりました。
気に入って繰り返し読んでいるので、普段から「かがくのお話25」で学んだ題材についてよく会話にでてきます。
日常の出来事が「かがくのお話25」のお話に繋がっているのを見て、かがくのタネが育っているんだなと感じています。
この本を読んだら、科学に興味を持つきっかけになるかもしれません。
お話としても面白いので科学に興味がなくても面白い絵本を探している方にもおすすめです。
この記事では、「かがくのお話25」の人気の理由とわが家が読んだ感想をご紹介していきます。
- かがくのお話25を購入するか迷っている
- かがくのお話25の感想を知りたい
- 子どもに科学に興味を持ってもらいたい
- 面白い絵本を探している
「ぐんぐん頭のよい子に育つよみきかせ かがくのお話25」ってどんな本?
身近ななんで?どうして?を面白い物語を通して教えてくれる本です。
昆虫・動物・植物・空・地球・くらし・人体・食べ物という子どもにとっても身近なものが題材になってるお話が25話収録されています。
1話が8ページ~10ページほどのお話になっており、お話の後になんで?どうして?を詳しく解説した図解ページが見開きであることが特徴です。
上野にある国立科学博物館が監修しています。
国立科学博物館は2万5千点以上の展示物がある自然史・科学技術史に関する総合科学博物館です!
「かがくのお話25」の対象年齢は?
対象年齢は3歳~小学校低学年となっています。
読み聞かせは3歳から、自分で読むなら6歳からと記載があります。
6歳以下の子でもお話にはひらがなとカタカナしかないので、文字が読める子なら一人で読むことができます。
句読点以外にも文の間にスペースが入り短く区切れられているので、ひらがなとカタカナだけでも読みやすい構成になっています。
図解ページには漢字も使われていますが、ふりがながふってあり子どもだけでも読めるようになっています。
「かがくのお話25」が人気の理由5つ!
子どもと「かがくのお話25」を読んでわかった人気の理由を紹介します。
① 子どもが喜ぶキャラクターが主人公
人間が主人公のお話ももちろんあるのですが、お話の題材をモチーフにしたキャラクターが登場するお話があります。
息子のお気に入りは「なみだせんしマモルンダー」。
「バリア、アタック、リフレッシュ」の3人のヒーローが「イライラ、ストレス」という悪者をやっつけるお話です。
子どもの大好きな戦隊モノのお話で、涙の役割をわかりやすく教えてくれます。
他にも、「うんちくん」や「なっとうねばえもん」など個性的なキャラクターで子どもの心をわしづかみにします。
② あっと驚く設定
日常の一コマからあっと驚く展開で物語が進み、どんどんお話に夢中になります。
木の穴を見ていたら地面から突然ロボモグラが現れて地下探検に出発したり、おばあちゃんと電話していたらスマートフォンに吸い込まれてしまったり…。
その先はどうなるの!?とお話を読み進めずにはいられなくなります。
③ 1話のお話が集中して読める丁度よい長さ
1話が8ページから10ページで大体3~5分程度で読み終わります。
子どもの集中力が続くのは3歳だと3~4分、4歳なら4~5分程度といわれています。
読み聞かせをするにも自分で読むにしても、短すぎることも長すぎることもなく集中したまま読み終えることができる長さです。
ちょうどいい長さだね!
④ 絵の雰囲気が変わるため飽きずに楽しめる
お話によって絵の雰囲気や色使いが全く変わります。
はっきりした色使いのものもあれば、優しい水彩画風な絵やかわいい動物がたくさん描かれているお話など。
25話ものお話が収録されていますが一話読むごとに絵も変わるので、飽きずに読み進められます。
⑤ 図解ページでより詳しく学べる
お話のあとになんで?どうして?を詳しく説明した図解ページがあります。
お話を読んだ後にすぐ図解ページを読むことで、お話にでてきた題材について詳しく学ぶことができます。
文字だけでなく絵もたくさん使用した図解なので小さい子どもも理解しやすいのではないでしょうか。
図解ページには「やってみよう」のコーナーがあり、体験することでお話にでてきた題材についてより深く学べます。
人気だからこそ続編がある!「かがくのお話25」は第4弾まで!
「かがくのお話25」は第4弾まで発売されています。
その人気ぶりがわかりますね。
簡単にご紹介します。
第二弾は「いきもの」がテーマの「いきもののお話25」
哺乳類や虫や鳥、深海の第4段や古生物、微生物まで登場します。
動物や昆虫に興味がある子は夢中になりそうですね。
第三弾は「考える力を育むよみきかせ もっとかがくのお話25」
こちらは第一弾と同じく科学全般が題材です。
動物、植物、昆虫、体、食べ物、暮らし、宇宙、地球という子どもにとっても身近なものばかりです。
第四弾は「ぐんぐん考える力を育むよみきかせ きょうりゅうのお話20」
恐竜好きなら夢中になること間違いなしの1冊です!
どうして化石になったのか、なぜ絶滅したのか、恐竜博士はどんな仕事をしているのかなど20話全て恐竜にまつわる話です。
たまたま本屋に出かけた際に見つけて、恐竜好きな息子が大興奮!
すぐに購入を決めました。
購入したその日から何度も繰り返し読んでいます
「かがくのお話25」シリーズはプレゼントにもおすすめ
どの本も面白そうで全部揃えたくなりますね。
身近なものが題材になっていて読みやすいので、科学に興味がなくても読みやすくなっています。
セットで購入してプレゼントにもおすすめです。
「かがくのお話25」シリーズ2巻セット [ 国立科学博物館 ]「かがくのお話25」を読んだ息子の反応
わが家が購入したのは3歳9か月の頃でした。
初めて読んだときは就寝前の絵本タイムだったのですが、すぐに気に入って「全部読んで!」と言われ困りました。(笑)
それ以来、読み始める前に「今日は3つね。」と何話読むか決めておくことにしました。
決めておかないと終われないぐらい夢中になる本です。
楽天やアマゾンのレビューの高評価も納得です。
科学を身近に感じられるように
日常の会話に本の内容が出てくるようになりました。
トイレに行ったあと、「うんちくんは今どの辺かなあ?」と疑問に思ったり。
うんち君が下水道から浄化され海にでるまでのお話があります
蚊がなぜ血を吸うのか、血を吸われるとなぜかゆくなるのか蚊と患部が会話して教えてくれるお話を読んだ後には、蚊にさされたパパに「蚊は口からますいをだすんだよ!」と教えてあげたり。
「よく知ってるね!!」とパパはびっくりしてました。
豆パーティーをしているお話を読んで自分も豆パーティがしたいと言い出し、インゲン豆が食べられるようになったり。
例を挙げるときりがないほど、一つ一つのお話をしっかり覚えていて日常の出来事としっかり結びついています。
「かがくのお話25」を読んでSTEAM教育に興味を持つきっかけに
「科学」と聞くと一見難しそうと敬遠してしまいがちですが、「かがくのお話25」は身近なものが題材になっていてとても読みやすいです。
「かがくのお話25」を楽しそうに読んでいる息子を見て、もっと科学に触れさせてあげられたらいいなと考えるようになりました。
そんな時にSTEAM教育に出会い、「これは科学も楽しく学べそう!」と興味を持つきっかけとなりました。
科学に興味を持ちSTEAM教育に興味を持ったきっかけの本です。
お話の題材が身近なものばかりなので科学に興味がなくても楽しく読めるお話ばかりです。
楽しく読むだけで気づけば科学が身近になっていきます。
ぜひ親子で読んで科学のタネが育ててみてはいかがでしょうか。
ぐんぐん頭のよい子に育つよみきかせ かがくのお話25 [ 国立科学博物館 ]
ぐんぐん頭のよい子に育つよみきかせ いきもののお話25 [ 国立科学博物館 ]